英会話スクールとイギリス英語

igirisu
英会話スクールに通おうと考えて、ネットや広告などでいろいろな英会話スクールの情報を得ていると、
「講師は全員がイギリス人講師!本場イギリスの英語を学ぼう」とか
「アメリカ人講師によるフランクな雰囲気のレッスンを」などという宣伝文句があります。
そういえば、イギリス英語とかアメリカ英語、あるいはオーストラリア英語とかフィリピン英語がある
というのはなんとなくわかりますが、さて、どこに通うのがいいのでしょうか?
ここではイギリス英語について考えてみましょう。

イギリス英語って?

イギリス英語は、イギリス本国ではもちろんですが、同じヨーロッパやイギリスの元植民地であった
アフリカなどの国々でも話されています。
オーストラリアやニュージーランドももともとはイギリスが旧宗主国だったためにイギリス英語の影響が強く、
アメリカが大国となった現代、アメリカ英語の方が主流のように思ってしまいますが、
意外とそんな歴史的な関係でイギリス英語を話す国は多いことがわかります。

イギリスの英語というとクイーンズイングリッシュというイメージで、
アメリカ英語と比べると上流社会の人たちが使う堅苦しい英語というイメージがあり、
難しいのかなと思ってしまいますが、実はそんなことはありません。
イギリスにも地方によって方言があり、階級によっても使う英語は違っていました。
それらの地方の言葉が一般でも使われるようになり、逆に国営放送のBBCで標準英語として使われていた
クイーンズイングリッシュも時代の流れで他の英語と混ざり合い、
今では昔ながらのクイーンズイングリッシュを話す人は国民の数パーセントにまで減ってしまっているそうです。

一言でイギリス英語と言っても、種類は様々

さて、そんなイギリスにはロンドンで話される英語、アイルランド地方で話される英語、
スコットランド地方で話される英語と微妙に違ってきますし、ロンドンでもコックニーと言って下町英語もあります。
イギリス英語を習う場合、イギリス英語といっても種類は様々であることを知っておくことは大切です。

仕事でイギリスとの取引がある、イギリスの大学への留学を希望している、というのなら
迷わずイギリス英語を学ぶべきですが、特にそうした目的がないという場合は
イギリスとアメリカのどちらのカルチャーに興味があるかで選んでも面白いです。

イギリス英語の魅力

イギリスは小さな国ですが、BBCなどのマスメディアの発信力が高く、
またハリーポッターをはじめとして出版や映画でもアメリカとは違う独特の魅力を発信しています。
そして、何より今の時代でも色あせないビートルズの音楽があります。
そういうカルチャーへの興味からイギリス英語を学ぶことは、学べば学ぶほど英語を理解できることの醍醐味を味わえそうです。

アメリカ英語に対して、イギリス英語、つまりブリティッシュイングリッシュと言ってしまいますが、
実はイギリスの方はあまりその表現は好きではないそうです。
英語はイギリスの言葉、なのにそこにイギリスをさらにつける・・確かに納得いかないかもしれませんね。

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