英会話スクールのレッスンと予習の大切さ

dokugaku

レッスンを効果的に進める方法

英会話スクールに通って、なかなか上達しないとお悩みの方の中には、レッスンに通えば語学力がついてペラペラ話せるようになると思われている方が多いようです。ですが、いくら集中して1時間のレッスンを受けたとしても、それだけではすぐに上達は望めません。1時間のレッスンを効果的にする方法があるのです。

予習と復習

英会話スクールでのレッスンで効果をあげる方法、それはずばり”予習”と”復習”です。その中でも今日は必ずレッスン前にやっておいて欲しい“予習”について、お話ししましょう。
予習や復習の大切さは英会話だけに言えることではありません。勉強をする際、予習、復習が大切ということは、皆さんも小さな頃ころから言われてきたことではないでしょうか。英会話のレッスンでも、効果をより確かなものにするためには、この予習が大切なのです。
レッスンのテキストにわからない単語や表現があったら、会話の理解度が深まりません。レッスンのその場でわからない単語に出会って慌てて調べていたのでは、そこでレッスンが中断してしまいます。事前にテキストに目を通して、わからない単語や表現は調べておくことが大切です。そしてできればそれをしっかり暗記して、自分の言葉にしておくことが効果的です。
こうして事前に調べておくことで、レッスンの間は無駄な時間を使うことなく、講師との会話レッスンに集中できます。また、テキストを読んでわからないことがあったら、事前に質問を考えておくことも大切です。日本語が通じる講師だったとしても、英語で質問を準備できればより素晴らしいですね。その質問からまた会話がはずみ、おそらく予習なしで挑んだ場合とは全く違った充実したものになるはずです。
「英会話はセリフを読むのではなく、その場その場のコミュニケーションなのだから、予習をやっては意味がない」と、そんな言い訳をして予習をしてこない方もいるようです。しかし、実際のレッスンでよくあるのが、ネイティブがレッスン時間の6~7割を話し、生徒が残り時間をなんとか話す、というパターンです。生徒は英語で説明しようとしても、言いたいことをどう表現したらよいかわからなくて、YESかNOで答えるだけだったり、話せたとしてもなんとか単語を並べて話しただけということも。講師には通じたようでも、それが正しい文法だったのか自信がないままにレッスンが終わるということになりかねません。
最初は台本のセリフを読むようだとしても、しっかり予習して正しい文章を暗記して自分のものにしておくことが大切です。たとえ暗記をしたものを話したとしても、そこから会話が発展していけば、そのやりとりを通して自分の表現力は発展していくのです。同じ1時間のレッスンが随分中味の濃いものになっていることでしょう。
英会話スクールで少しでも早く上達をしたいと思うのでしたら、ぜひ予習を大切にし、必ずやるようにしてください。

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