英会話カフェと英会話スクールを賢く利用しよう

英会話②

駅の近くの外資系の人気コーヒーショップなどでコーヒーを飲んでいると、隣のテーブルでネイティブの外国人と日本人が会話をしているのを見かけたことがありませんか?ネットなどで個人レッスンの講師を見つけて、気軽にカフェでコーヒーを飲みながら英会話のレッスンをしているのです。英会話スクールに入会して、毎週決まった時間にレッスンに行くよりも、気軽に受けられて忙しい方にはいいのかもしれません。場所も個人レッスンの場合、相手の家に行く、こちらの家に呼ぶとなってしまいますが、見知らぬ人を家に招くというのはリスクがありますから、街角のカフェでレッスンというのは講師も生徒も気を遣わず良い方法のように思えます。

英会話カフェとは

この街のカフェでのレッスンを進化させたような新しい形のカフェ「英会話カフェ」が、都心にできているのをご存じですか?英会話カフェは、外国人講師とお茶を飲みながら英語で会話をすることができるカフェで、気軽に英語を楽しめるということでここ数年人気が出ています。
英会話カフェの利点はなんと言っても料金の安さです。料金システムはカフェにより違っていますが、入会金やテキスト代などは必要なく、1時間1000〜2000円位の料金で参加できます。予約が必要なところもありますが、「仕事が忙しく、決まった曜日でレッスンを受けるというのが難しい」という人は、今日は行けると思ったその日に予約を取ればいいので、気軽に通うことができるのが魅力です。

英会話カフェのデメリット

しかし、街で習うカフェや、英会話カフェにはデメリットもあります。1つは隣の席が気になってしまって会話に集中できないということです。一般の人もいるカフェを利用する場合、席と席の間隔が近いので、隣の人の視線が気になりますね。また混雑していれば周囲がうるさくて会話が聞き取れなかったり、集中できないという場合もあります。そういうことが気にならないと言う人ならいいのですが、神経質な場合はストレスになるかもしれません。
また、英会話カフェでは同じ席の他のお客さんと講師の先生が話に盛り上がってしまうと、自分は聞くだけで終わってしまうことも。それでは折角の時間が無駄になります。英会話カフェでは、何より積極性が大切になります。

また、一般のカフェはもちろんですが、英会話カフェも、英会話スクールなどとは違い、あくまでもお茶をして会話をする場所です。英会話スクールの授業で使うテキストやホワイトボードなどは、用意されていません。初心者の場合は、何をどう話してよいかわからず、頼みのテキストもないため、講師の会話にYESとNOで答えるだけで終わってしまう場合もあります。また、会話が出来たとしても、ニュアンスで理解できているだけで、実際講師がどう話したか正確に理解しているとは言い難いですし、自分自身の文法の間違いも気付きにくいです。

英会話カフェと英会話スクールを有効活用しよう!

英会話を早くマスターしたいと思うのなら、英会話カフェをメインの学びの場にするのではなく、基本は英会話スクールで学び、その実力を試す場として英会話カフェを利用する方がいいように思います。ある程度、英会話スクールで学んで復習を兼ねて英会話カフェへ行き、そこでわからなかったことは自分で復習したり、英会話スクールの講師相手にもう一度トライしたり・・。そういう風に学びのサイクルをうまく作っていくと、あなたの英会話はどんどん上達していくと思います。英会話カフェと英会話スクール、上手に利用して英会話をマスターしましょう。

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