英会話スクールは価格の安さで選ぶべき?

英会話④

語学力を身に着けようと英会話を学ぶこと決意し、独学での取得は厳しいと英会話スクールに通うことに決めた方。今は色々な英会話スクールをネットで検索して探せますし、スクール比較をしているサイトなどもありますね。
授業料を見比べて、やはり安い料金の英会話スクールを選びたくなってしまいますが、本当にそれでいいのでしょうか?
全てが「安かろう悪かろう」ではありませんが、低料金をうたった英会話スクールで失敗したいという話もよく聞きます。
価格の安さだけでは選んではいけない理由をお教えしましょう。

スクール選びの注意点

まず気を付けたいのが、キャンペーン月間という謳い文句。キャンペーン期間中は激安の授業料でも、キャンペーンが終わると高額なレッスン料になってしまうこともあります。契約の際は、この月額がずっと続くのか確認しておいた方がよいでしょう。

また、月々の授業料はとても安いけれども、契約をしてみたら入会金や施設使用料、テキスト料などその他の費用を多く取られてしまい、
結局月割りにしたら安くはなかったという例もあります。これも契約の際にはよく確かめるようにしましょう。

では、本当に月額料金が安く、それ以外の費用もかからないという英会話スクールがあった場合、そこはお勧めのスクールなのでしょうか。

例えば月4回まで受けられて月謝8千円というところがあったとします。計算すると1回のレッスン料が2千円と格安ですね。また、チケット制でワンレッスン2千円。入会時に先払いで40回分のチケットを購入するという所があったとしたら、それも安い感じがしますよね。
どちらも1回のレッスンが2千円と安く、飛びつきそうになりますが、実際は自由予約制というレッスンの形態が盲点。
希望の日程で予約をしようとしても、こちらの希望の日時になかなか空きがなく、月謝制の場合は月2回受けるのがやっとなどという例も。
そうなると1回のレッスン料が4000円になってしまいます。

仕事が忙しくて空いている枠が取れず、今月は1回しか行けなかった・・となったら、1回のレッスン料が8千円に。また、チケット制の場合もやはり予約が取りづらく、チケットの有効期限までに全て消化できずにチケットを無駄にしてしまうなんてケースもあるようです。
こうしてみると、値段だけで判断してしまうのは得策とは言えませんね。

失敗談

しっかり希望の時間に予約が取れたとしても、激安の英会話スクールでよく聞かれる失敗談としてよく聞かれるのが次のような例です。

・レッスンの講師が毎回違ってしまい、なかなかレッスンが先に進まない。
・プロ講師というより、アルバイト的な感覚の講師が多く、講師の力に差がありすぎる。
・アルバイト講師で授業の進め方があまり研究されておらず、授業が役に立たない。
・「講師が国に帰った」と講師がしょっちゅう交代する。
・クラスの生徒の英語力がバラバラなため、レッスン内容が不満。

しっかりとした情報収集がカギ

こうした例を見てみると、英会話スクールを選ぶ際は料金だけで選んでしまうのは危険なようです。
まずは授業の様子を見学したり、そのスクールの評判を集めてみて、多少レッスン料はかかってもしっかりしたプロ講師がいる、
システムのしっかりした英会話スクールを選ぶことが上達の早道です。結局、そういうしっかりしたスクールを選んだ方が、費用の総額で計算すると安く上達できたということになったりします。安さという観点も非常に大事ですが、英会話スクールは良質の英会話スクールを選ぶことをおすすめします。

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