英会話スクールに子どもを通わせるならいつからがいい?

ANJ77_ehonwomiru20141115105326_TP_V

小学校での英語の授業化

小学校では2009年から2011年までの移行期間を経て、2011年の学習指導要領改訂により「外国語活動」として
英語学習がはじまりました。
現在小学5、6年生は年間35単位時間(1単位時間は45分)の「外国語活動」が必修となっています。
これは、グローバル化が進む日本で、英語教育は早いうちから行ったほうが良いという考えで始まりました。
2018年からはさらに一歩進み、「英語で討論や交渉ができる」ことを最終目標として、さらに実践的な英語教育へと変わる予定です。
具体的には、小学校3年から英語活動が必修となり学習が早まります。

また、2020年完全実施の予定で、活動という位置づけだった英語が小学校5、6年からは教科となり、成績もつけられることになります。
こうして、小学校で英語が授業化されることで、子どもの教育の周辺が様々に変わっていくことが予想されます。
たとえば、英語に特化した私立中学などは、2020年以降、受験科目に英語が加わるかもしれません。
小学5、6年の授業が、これまで中学で学んできたことの先取り授業になるとすると、中学の英語の勉強が高校の先取りになることも予想され、そうなると高校での英語の授業は私たちの時代の受け身の授業ではなく、討論やプレゼンテーションを取り入れたより高度な授業になるでしょう。

こうして、小、中、高と英語を学び、大学ではさらにグローバルな人材育成がされて、海外でも活躍できる若者が増えていくと考えるととても頼もしいですね。
このように英語教育が早くから始まるのなら、我が子には自分たちのように英語習得に苦労をさせたくないと思うのが親心です。
幼児期からの英語学習で少しでも先取りをさせたいと思うのではないでしょうか。

まずは日本語でのコミュニケーションを

英会話スクールに子どもを通わせるならいつからがいいのでしょう?
早い方では1歳頃から通わせようと思う方もいらっしゃいますが、早いから効果があるというわけではありません。
早い方がいいと思う方は、英語耳を作るためと考えることが多いのですが、日本語での会話もまだしっかりできないうちに中途半端に英会話を初めてしまうのは時期尚早かもしれません。

英会話スクールに通うとしたら、お友達との関係を作れるようになってから、まずは遊びのような感覚のクラスからはじめ、
レッスンとなると4歳くらいからの方が良いという意見もあります。

英会話はツールであり、何かを伝えたいと思う気持ちがなければ役に立ちません。これは日本語、英語に関係なく、その子どもの関心やコミュニケーション能力にあります。
小さい頃は家庭で日本語での語りかけをしっかり取り、英語は童謡やアニメで触れる環境を作っておくのが良いでしょう。
そして日本語でのコミュニケーションが取れるようになってから、英会話スクールを体験するという順序がいいでしょう。

無料体験レッスン