おすすめ海外旅行!ブラッドフォード観光案内

いつか海外旅行に行けたら、そう考えたことのある人は少なくないと思います。
海外旅行というものは長年、人々にとってどこか夢のような話として扱われてきました。
しかし昨今では、旅行費用の低下や移動にかかる時間の短縮、所得の向上などを受け、旅行先によっては国内旅行をするよりも低予算で行えるなど、とても身近なものになっています。
また、これまで海外と言えば何かしら危険が多いのではないか、言葉が通じないため何かあっても対処できないといった不安を抱える人も多かったですが、日本に居ても多様な情報が入るようになったことや翻訳アプリや旅行情報サイトなどのおかげもあり、困る事態に遭遇することもそうそうなくなってきており、安心して旅行が楽しめる環境も整いつつあります。
そのため、長期休暇の過ごし方としても海外旅行は定着しつつあるほど庶民化し、常日頃から旅行に関する情報を探す人も珍しくなりました。
今回ここでは、そんな海外旅行の行き先として、ブラッドフォードを紹介します。

ブラッドフォードとは

ブラッドフォードは、イングランド北部のウェスト・ヨークシャー州にある、シティ・オブ・ブラッドフォードの中心エリアを指します。
パキスタン出身者を中心としたアジア系住民の多い街として知られ、羊毛製品の取引が盛んに行われています。
また、イングランドにおいてはカレーの中心地として知られており、この街にあるヴィクトリア時代のモデル・ヴィレッジであるソルティアはユネスコ世界遺産に登録された街でもあり、ヨーロッパ産業遺産のアンカーポイントの一つになっています。
そんな、ブラッドフォードのお勧めスポットをいくつか紹介します。

ブラッドフォードのおすすめスポット

●Saltaire Village
先述したソルティアが、ブラッドフォードを観光する上ではやはり外せないポイントです。
産業家であるサー・タイタス・ソルトの手により19世紀半ば計画的に建設された街であるこの場所は、元々各地で5つの工場を経営していた彼が、それらを集約させることを目的として築いたものとされています。
現在では、建物それぞれが重要文化財建築に登録されており、一帯が保全地域となっています。
施設群はかつての利用形態から姿を変え、たとえば娯楽・教育施設だった建物がヴィクトリアホールという名称になり、ホール内にヴィクトリア朝リード・オルガン博物館を開設しているなど、集会やコンサートの用途に使われています。
この地を観光することで得られるのは、昔ながらの西洋の姿やその歴史だけではなく、かつては労働に関連する場として栄華を築いてきたことへの郷愁にも似たじんわりとする感動です。
人間の歴史とは、すなわち労働の歴史でもあり、国は違えど人々が労働により築き上げてきた財や苦楽といったあらゆるものが、この街には何らかの形で残されています。
他国の歴史を知ることはもちろん、同じ人間として、日々生活してきた人々が積み重ねたものを感じ取れる貴重な経験をこの場所はもたらしてくれます。

●Alhambra Theatre
海外旅行といえば、やはり異国の地で行われているショーなどを見ることと言えます。
日本でもショーなどを見ることはできますが、ショーなどにはその国ならではの趣向が凝らされることも多く、また、見る場所、劇場の造形がその感動に大きく作用します。
この劇場は、特にスタッフサービスとレストランのクオリティーが非常に高く、ショーによる感動だけでなくお腹や心まで満たすことができます。

●Salts Mill
有名な観光スポットを回るだけが海外旅行の醍醐味ではありません。
異国の街を散策すること自体が海外旅行では大きな楽しみとなります。
先述したソルティアの要として存在しているのが、こちら。
アートギャラリーやショップ、レストランといった施設とかつての作業場が混然一体となっており、見て楽しむだけでなくショッピングやランチをすることもできます。

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