英会話スクールでTOEIC対策

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TOEICは世界約150カ国で実施

TOEICは世界約150カ国で実施されている、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストです。Test of English for International Communicationを略してTOEICで、アメリカのEducational Testing Service(ETS)が開発・作成しており、日本では(財)国際ビジネスコミュニケーション協会にあるTOEIC運営委員会が実施しています。
TOEICのテストは英文和訳や和文英訳といった技術を測るものではなく、身近なところからビジネスに至るまで、どれだけ英語でコミュニケーションができるのかを測るテストです。
また、Listening(聞く)とReading(読む)という受身的な能力を客観的に測定することにより、Speaking(話す)やWriting(書く)という能力も併せた総合的な英語のコミュニケーション能力が評価できるようなテストの仕組みになっています。それぞれの国の文化的なバックグラウンドでの感覚の違いや言いまわしの違いといった、国により異なる常識、知識がなければ答えられない問題は一切含まれておらず、どこの国のどの世代の人が受けても公正に判断できるよう設計されています。
テスト結果は合否ではなく、下は10点から上は990点までのスコア(点数)で評価をされるのもTOEICの特徴です。英検のように1級、2級といった級の合格、不合格ではありません。どの回のテストでも受験者の能力に変化がなければ、同じスコアが保たれるようになっており、正確にその人の英語能力や目標とするスコア、そして成長度合いも把握できます。

スコア

一般にスコアの目安としては、以下の通りです。
◆900~990点
自分が専門としている高度な専門書を読んで理解できる。英語を話す人達の最近の出来事・事件についての議論を聞き内容が理解できる。
◆800~895点
英語で書かれたインターネットのページを見て、欲しい情報や資料を集められる。職場で発生した問題点について同僚たちが議論を行っているのを理解できる。
◆700~795点
社内文書(会議案内等や通達)を読んで理解できる。自分の仕事に関連する日常業務の進め方の説明を理解できる。
◆600~695点
職場で自分宛の簡単なメモを読み理解できる。道案内でゆっくりと話してもらえば、目的地までの道順を理解できる。
◆500~595点
交通機関(電車、バス、飛行機)の時刻表を自分で見ることができる。フランクな会話で、 “How are you?””Where do you live?” “How do you feel?” といった簡単な質問をされて理解できる。
◆400~495点
街で看板を見てどんな店でどういったサービスをするのかが理解することができる。

現在、大学院における入学試験でTOEICのスコア所持者への優遇措置があったり、就職の際にスコアを申告することで英語力のアピールができるなど、TOEICを受検するメリットがあります。社会人でも、職場でTOEICでのスコアを××点以上取るように奨励するなど、TOEIC受検は広がっています。

勉強法

ではどのように勉強をしたらよいのでしょうか。普段から英語に身近な学生や外資系企業にお勤めの方は自学自習でもいいでしょうが、全く最近英語に触れていないという社会人の方は、英会話スクールでのTOEICの勉強が高スコアを取る早道です。レッスンにプラスして自宅学習の方法についてもアドバイスしてもらえ、相乗効果で独学だけでは克服的ない苦手なポイントも理解でき、テスト当日までしっかりサポートしてもらえます。
TOEICで高スコアを目指したいとお考えの方は、一度英会話スクールのTOEIC対策講座を検討してみてはいかがでしょうか。

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